2011 北海道ミニバスケットボール大会 女子準決勝①選評

苫小牧)緑小    6 10 10 11 37

札幌)新琴似北  12  2  8  4 26

 

1Q(6-12)

緑小#4、#6、#9、#10、#12、新琴似北#4、#5、#9、#10、#12。両方チームともハーフコートのマンツーマンディフェンスで堅実に出足。新琴似北#4がパスインターセプトから#9のレイアップシュートをアシストし先制。対する、緑小は開始2分ノーゴールが続くも、#4がポストプレーとドライブで連続得点し、互角の展開に持ち込む。その後、ルーズボール、ディフェンスのプレッシャーでよく脚を動かすが、タイトなディフェンスがファウルとなってしまう。新琴似北は、5ファウルで得たフリースローを手堅く沈め、徐々に点差を広げていく。緑小は、相手のカバーディフェンスに手を焼き、苦しいシュートを繰り返す。新琴似北は、残り1分、好ディフェンスで奪ったボールを#10、#5がレイアップで得点し、終了。6-12で、新琴似北がリード。

2Q(16-14)

緑小#5、#7、#8、#12、#14、新琴似北#6、#7、#8、#13、#14。2Qは流れが一変、緑小が攻勢に出る。#8のポストプレーを起点にした#5の外角シュートが幸先良く決まり、リズムに乗る。その後もインサイド中心のオフェンスを展開。相手のディフェンスが収縮したところを、#5、#7が外からドライブ。レイアップやジャンプシュートで次々と得点を重ねる。勢いを取り戻した緑小は、ディフェンスの動きも活発になる。残り2分、新琴似北は、ターンオーバーが続いたところで、たまらずタイムアウト。しかし、その後のオフェンスも30秒オーバータイムとなり、リズムをつかめない。緑小は、終盤にも#7のジャンプシュート、#8のドライブで着実に加点し逆転して終了。16-14。

3Q(26-22)

緑小#4、#5、#6、#7、#8、新琴似北#4、#5、#6、#7、#8。新琴似北は、2-3ゾーン。相手のインサイドを警戒し、小さく守る。対する緑小は、序盤から激しいフルコートのマンツーマンディフェンス。チャンジングやカバーを積極的に行い、プレッシャーをかけ続ける。先制は。緑小。#8がインターセプトした後、自らレイアップ。その後も#8は、ルーズボールとリバウンドで活躍。チームを牽引する。新琴似北は、長身#5が力強いドライブで2,3人のディフェンスに囲まれてもカウント。一進一退の展開。終盤、緑小は、#4のポストプレーが冴え、3連続得点。26-22で、緑小がリードして終了。

4Q(37-26)

緑小、新琴似北ともにメンバーは変わらず。開始早々、緑小は#4がポストプレーでバスケットカウントを誘い、1スローも決めて、勢いに乗る。その後も、インサイドにボールを集め、オープンになった外角からのシュート、ハイロープレーなど多彩なオフェンスを展開、点差を広げる。新琴似北は、2-3ゾーンでインサイドを固める。#5が孤軍奮闘し、リバウンドで奪ったボールを速い展開でシュートに持ち込むもシュートを決めきれない。対して、緑小は、#4のポストプレーが止まらず、残り3分で10点差をつける。新琴似北は、最後まであきらめず、厳しいディフェンスを続けるが、ファウルとなり流れを変えられない。インサイドを起点にボールを止めず多彩なオフェンスを展開した緑小。最後はこの試合大活躍の#4がゴール下シュートを決めて終了。新琴似北も最後まであきらない、ひたむきなプレーが好印象だった。37-26。緑小の勝利で決勝進出。

 

 

 

女子 決勝

白色チーム             濃色チーム

札幌)上野幌西   16-15    苫小牧)緑小

41        4-13      49

4-13

17- 8

1Q(16-15)

上野幌西#4、#5、#7、#13、#15、緑小#4、#6、#9、#10、#12。先制は、上野幌西。#7のインサイドが冴え、ターンアラウンド、ステップインで連続得点、さらに#4のスピード感あふれるドライブで得点を重ねる。対する緑小は、#4ハイポストプレーを起点に、外角からのミドルシュートやハイロープレーを着実にカウントし、リズムに乗る。どちらの得点も止まらない展開が続くも、緑小は、#4がオフェンスリバウンドからゴール下シュート、力強いドライブからバスケットカウントを誘い、突き放しにかかる。しかし、終盤、上野幌西は、5年生ガード#15のドライブで活気づき、#4、#5が果敢な1対1で得た計6本のフリースローを全て沈め逆転して終了。点を取り合う一進一退の1Q。16-15。上野幌西リードで終了。

2Q(20-28)

上野幌西#6、#8、#9、#10、#12、緑小#5、#7、#8、#12、#14。開始早々は、緑小は、#7が1対1でディフェンスを引きつけ、#8のジャンプシュートをアシスト、逆転に成功する。さらに、#5を中心に波状攻撃をかける。#5は、激しいディフェンスで奪ったボールを自ら持ち込みレイアップシュート、ミドルシュートに持ち込み、囲まれてもシュートフェイクを巧み使いカウント。一人で連続10得点を奪う。対する上野幌西は、2Qメンバーの動きが固く、2分以上ノーゴール。タイムアウト後、長身#10のポストプレーからのバスケットカウント、さらに全員でオフェンスリバウンドに絡む執着心で食らいついていく。しかし、緑小は、終始フルコートでプレッシャーをかけ続け、相手に簡単にプレーさせない。最後は、#5がブザービーターとなるロングシュートを沈め、突き放して終了。上野幌西は相手ディフェンスの前にボールが止まり、オフェンスのリズムがつくれなかった。20-28。緑小がリードして、終了。

3Q(24-41)

上野幌西#4、#5、#6、#8、#10、緑小#4、#5、#6、#7、#8。先制は、上野幌西。#5が強気のドライブ。シュートは外れるも、オフェンスリバウンドを自ら奪い、カウント。後半の巻き返しに勢いづくかと思われたが、緑小は、#8が大爆発。ドライブからジャンプシュート、ポストでボールを受けターンアラウンドシュート、さらにフリースローを確実に決め、一気に10点差をつける。その後も、インサイドを起点にボールを散らし、#4、#5、#8がディフェンスのわずかな隙をついて、ペイントエリアのジャンプシュートを決め、突き放す。この間、上野幌西は、相手のカバーディフェンスに手を焼き、1対1でなかなかシュートに持ち込めない。苦しい外シュートが続き4分間ノーゴール。上野幌西#5のインターセプトからのレイアップで一矢を報いるも、18点ビハインドと差を広げられて終了。23-41。依然、緑小がリード。

4Q(41-49)

上野幌西#4、#5、#6、#8、#10、緑小#4、#5、#6、#7、#8。最終クォーターに逆転をかける上野幌西。選手とベンチが一体となった凄まじい気迫で、フルコートディフェンスを展開。積極的なダブルチームで奪う。攻めても全員がゴールへの意識を高く持ち、強気のドライブ、オフェンスリバウンドからのゴール下シュートで、序盤から激しく追い上げる。対する、緑小は、相手チームの早い展開につられシュートが早打ちとなり、リズムを失いかける。しかし、中盤、緑小はキープ力のある#4、#5を中心にオフェンスに時間をかけ、落ち着きを取り戻す。さらに、#8の力強いローポスト1対1が決まり、突き放す。上野幌西も最後まで脚を止めず、#4、#5が相手のインサイドを恐れずドライブし、残り2分で8点差までつめたところで、上野幌西がタイムアウト。その後、上野幌西は、さらにボールマンにプレッシャーをかける執念を見せるも、緑小はフルコートのディフェンスを落ち着いて、パッシングダウン。緑小が女王ふさわしい落ち着いたゲーム運びをして、41-49で優勝。高い技術に裏打ちされた試合巧者の緑小、チーム一丸となり最後まであきらめない上野幌西。持ち味を存分に発揮した決勝戦だった。

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